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人生に明確な目標がない…
人生に目標を持って取りくんでいる人を見ると、キラキラと輝いて見えますよね。まるで悩みなんてないのではないと思わせるほどにエネルギーにあふれています。
実際に、人生に目標を持っている人はストレスや不安、つらい出来事を「成長のための要素」にできる傾向です。代り映えのない毎日や退屈な仕事も、目標を設定することで見え方が変わる可能性があります。
今回は、人生に明確な目標を持つことのメリットや、目標を設定するための方法をご紹介します。人生を豊かなものにするために、目標を設定して努力を重ねていきましょう。自分を磨くことで自己肯定感も上がり、自信を持って日々を過ごすことができます。
人生に明確な目的を持つメリット
人生に明確な目標を持つことで、さまざまなモチベーションに繋がります。人生を歩むための指標になるだけではなく、人間関係も洗練されていくでしょう。
ここでは、人生に明確な目標を持つメリットをご紹介します。生きる理由がわからずにモヤモヤとした気持ちを抱えている人は、まずは目標設定のメリットを理解した上で「やりたいこと」を考えてみましょう。
1.生きる希望が生まれる
人生に明確な目標を持っていると、生きる希望が生まれます。何のために生きるのかがイメージでき、日々の生活や仕事にハリが出てきます。毎日受けるストレスも「目標達成のため」と思えば耐えられるようになる人も。
悲しいことや落ち込む出来事も、人生の目標達成のために必要な礎(いしずえ)だと思え、心の栄養として受けいれられるでしょう。目標を設定すれば、普段見ていた景色も「自分が夢を叶えるための世界」として輝いてみえます。
2.小さな成功体験を積むことで自己肯定感が上がる
人生の目標を設定すると、自己肯定感が上がるチャンスが増えます。目標があると「挑戦をする回数」が増えるため、成功と失敗を感じられる機会が増えるのです。失敗で落ち込むこともありますが、成功体験は自己肯定感を上げてくれます。
目標がなく生きていると「コストやリスクをかけて何かに挑戦しよう」という気持ちはなかなか起きません。目標を持った人生では、挑戦のためのステージを自らが積極的に用意でき、成長のための糧になります。
3.前向きな思考に変わる
人生の目標を設定すると、多くの物事をポジティブに受けとれます。「目の前に広がる世界は自分の目標を達成するためのステージであり、チャンスもきっかけも自分の行動次第だ」と思えるのです。
劣等感やライバルさえも自己実現のための要素と判断でき、成長につなげることができます。目標達成のために行動を起こす中で似た価値観の人たちとも出あえ、お互いにポジティブな気持ちで影響し合える「人の輪」も広がります。
4.将来への漠然とした不安がなくなる
人生の目標を設定すると、将来への漠然とした不安がなくなるでしょう。「将来どうなっているかわからなくて怖い」という不安が「将来はこうなっていたいから頑張ろう」というモチベーションに変わり、目標に向かって迷いなく進めます。
何のために生きているかわからない人生では、常に将来への不安が付きまといます。毎日の積みかさねの先に待っている未来がハッキリとは見えないためです。しかし目標をしっかりと持っている人は「なりたい未来の姿」がイメージできているため、漠然とした不安は感じづらくなります。
5.仕事に活かせる
人生に明確な目標を持っていると、働き方が変わります。今までは「決められた仕事だから」という理由で機会的に行っていた仕事でも、目標を設定すると「夢・目標を叶えるために、仕事から学びとろう」という気持ちになるでしょう。
すると今まで気づけなかった仕事の魅力に気づけたり、仕事を楽しむためのコツを見つけられたりします。また目標に向かって生きる過程で身につけたスキルや知識を、新しく仕事で活かせるシーンが増えていくことも期待されます。
6.自分の軸ができ、選択に迷いがなくなる
人生に明確な目標があると、複数の選択肢があっても迷いづらくなるでしょう。何かを選択するときの判断基準がハッキリとしているため「どちらの選択が目標達成に近いか」を考え、選ぶことができます。
選択肢の前で迷っている時間が減るため、周囲に遅れを取ったりライバルに先を越されたりする機会も減ります。また判断力の向上と併せて決断力も上がり、自分に自信が持てて自己肯定感を養うこともできるでしょう。