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仕事ができる人になりたい…
仕事ができない人にとって「できる人」は遠くの存在に感じます。同じ仕事をしている筈なのに手際がよかったり、クオリティが高かったり。特に販売職や営業職などのように数字で評価されやすい職種の場合、できる人との違いにショックを受けることもあるでしょう。
仕事ができる人は「最初からなぜかできるタイプ」もいますが、コツコツと見えない努力を重ねている人も多いものです。仕事ができないからといって諦める必要はありません。今からでも、考え方を少し変えるだけで「できる人」になれる可能性があるのです。
今回は、仕事ができる人・できない人の特徴や、仕事ができるようになるための方法などをご紹介します。肝心なのは「諦めない心」です。理想を高く持ちながら、効率のよい努力を重ねていきましょう。できる人もできない人も同じ人間。追いつく道は必ずあります。
要領が悪くて、残業が続いてしまう…
繁忙期や突発的なトラブルが起きたときに残業が続くことは珍しくありません。しかし、特に忙しくない時期や仕事量が多くない日でも毎日残業をしている人は、要領が悪いと思われてしまうことも。自分でも「周りと比べて仕事ができない」と自覚し、つらい気持ちを抱えている人は多いでしょう。
毎日少しずつ試行錯誤をしても、なぜか同僚よりも仕事が遅くなってしまうこともあります。「周囲と同じやり方をしているのに、なぜ自分ばかり要領が悪いのか」と自己嫌悪に陥ってしまう人も。
残業が増えるほどプライベートの時間も減り、リフレッシュのタイミングも失いがちです。焦燥感が募り心に余裕がなくなり、余計に周りが見えなくなってしまうこともあるでしょう。余裕がない状態から抜けだすためには、まずは要領が悪い原因を知る必要があります。
仕事ができない・苦手な7つの原因
自分が仕事ができない理由を知ることで、ベストな改善方法を導くためのヒントになります。また自分を深く理解すれば「他人との違い」も客観的に考察することができるでしょう。
ここでは、仕事ができない人や苦手な人の原因を7つご紹介します。人によってはコンプレックスに向きあう時間になるかもしれませんが、心にとって無理のない範囲で自己理解を進めていきましょう。
1.同じミスを繰り返してしまう
仕事ができない人は、同じミスを繰り返してしまいがちです。人によって「仕事を覚えやすい方法」は違いますが、仕事ができない人は自分にとってベストな習得方法を理解していません。もしくは、理解した上で実行していません。
そのため一度教えられたことでも短期間のうちに忘れてしまい、何度も同じ失敗をしてしまいます。粘り強く教えてくれた教育係や先輩に愛想を尽かされてしまうケースもあり、焦りと自己嫌悪が生まれます。
2.指示がないと動けない
自分で何をするべきかを考えず、周りからの指示を待っている人は仕事ができないと思われがちです。新人のうちは仕事を覚えるだけで精一杯ですが、仕事に慣れた状態でもまだ「指示待ち」では仕事ができないと思われても無理はありません。
指示を待っているだけでは、いつまでも「自分から何かを生みだす人材」にはなれません。たとえベストな判断やアイデアではなかったとしても、自分なりに試行錯誤をして新しい発想を生む人のほうが会社からは重宝されるでしょう。
3.業務に対してネガティブになってしまう…
業務自体にネガティブなイメージを持っている人は、なかなか仕事に積極的になれないものです。基本的に仕事へのモチベーションが低いため、リサーチや勉強もしないまま「ただ決められた仕事をするだけ」になり、仕事ができる人にはなりません。
嫌なことや嫌いなことに一生懸命になることは難しく、モチベーションを上げようとしてもすぐに心が挫けてしまいます。がんばろうとするほどストレスがたまり、ますます業務にネガティブな印象を持ってしまうでしょう。
4.円滑なコミュニケーションが取れない
仕事先や営業先の人と円滑なコミュニケーションが取れない人は、仕事ができないと思われがちです。わからないことを素直に聞けなかったり、相手の言葉を違う意味で理解したつもりになっていたりなど、コミュニケーション力に乏しいタイプといえます。
特に接客や商談など他人との関わりが深い業種・業務では、コミュニケーション力の低さは致命的な欠点になります。相手の気持ちを想像したり、自分の気持ちを言葉にしたりする練習を積まないままでは、いつまでも仕事ができない人のレッテルを貼られてしまうでしょう。