先延ばし癖は病気(精神疾患)の可能性も?何科を受診するべき?

必要な作業を意図的に先延ばしにすることで生活に影響が出ている場合は、病気(精神疾患)の可能性もあります。たとえばうつ病では物事の捉え方が悲観的になり、本来は待ちきれないほど楽しかったことでも先延ばしにしてしまう場合があります。

精神的な不安から心身に不快な変化が起きる不安障害では、心配や不安が過度になりすぎて日常生活に支障が出ることを恐れ、プレッシャーの大きい作業を先延ばしにする場合もあるでしょう。

先延ばし癖が対人的・社会的なトラブルに発展する前に、心身に違和感を感じたら精神科を受診することをおすすめします。

参考:厚生労働省「うつ病」
参考:厚生労働省「不安障害」

嫌なことを先延ばしにする癖を治す方法

長い人生、楽しいことだけをして生きていければ素敵です。しかし、実際にはそうはいきません。楽しいことのためには「嫌なこと」「やりたくないこと」も必要です。結局やらなくてはいけないことであれば、できる限りストレスを感じずに早く終わらせたいものです。

ここでは、嫌なことを先延ばしにする癖を治す方法を4つご紹介します。先延ばしにして長期間に渡りストレスを感じるよりも、腰を軽くしてすぐに終わらせ、心を楽にしてしまいましょう。

1.とりあえず始めてみる

嫌なことを先延ばしにしないためには、まずは「とりあえず始めてみる」という癖をつけてみてはいかがでしょうか。慎重派や完璧主義者の人には抵抗があるかもしれませんが、始める前から未来を考えて行動を起こさないよりも確実な変化を感じられます。

始めた後に自分に合った方法を考えたり、無駄に気づいてカットをしたりする作業を進めていけばいいのです。始める前に危惧していたことは、実際に行動に起こすと些細な問題であるケースも多いものです。

2.目標を細かく設定する

目標を細かく設定することで、嫌なことでも先延ばしにしづらくなります。たとえば家事が嫌いな人にとって「家をきれいに掃除する」という漠然とした大きな目標は、ストレスになりやすく腰を上げづらいものです。

しかし「今日はデスクの周りを整理する」「トイレ掃除だけを完璧にやる」「今日は窓拭き、明日は掃除機、明後日はお風呂掃除」などのように、目標を細かく設定すれば行動しやすくなります。少しずつ確実に前進していることも感じやすく、モチベーションにも繋がるでしょう。

3.簡単なものから一つずつ始める

先延ばしにする理由の中には「めんどくさそう」「期間が長くかかりそう」という不安があります。ネガティブな気持ちを解消するために、まずは「簡単なものから一つずつ始める」ことを心がけてください。

最初から大きなタスクに取りくむと、前進している実感が湧きづらくモチベーションが下がります。しかし簡単なタスクを最初に終わらせると成功体験となり、確実に一歩ずつ前に進んでいる実感が湧きます。継続力にも繋がるため、行動の順番には気を配りましょう。

4.自分の中で締め切りを決める

先延ばしにしたいと思っていることでも、納期や締め切りがあれば「やるしかない状況」が生まれます。仕事や事務作業など元々締め切りがある場合以外でも、自分の中で締め切りを作ってスケジュールを意識して動いてみましょう。

締め切りを作ることで生活にメリハリができ、締め切りから逆算したスケジュールが組みたてやすくなります。最初は余裕を持った締め切りを設定し、少しずつタイトにしていくのもよいでしょう。厳しく締め切りを設けすぎるとモチベーションの低下にもつながるため、ほどほどのタイトさであることが大切です。

先延ばし癖を治すためにしてはいけないNG行動

「先延ばし癖を治そう」と行動を起こすことは大切ですが、先延ばしの習慣は今までの生活や性格が複雑に合わさって定着したものです。気持ちの問題だけでは継続が難しかったり、改善をするつもりが落ちこんでしまったりすることもあるでしょう。

ここでは、先延ばし癖を治すためにしてはいけないNG行動を4つご紹介します。自分に合った改善方法を探しながら、無理のない変化を取り入れてくださいね。

1.すべて完璧にこなそうとする

先延ばし癖を治すためには、すべて完璧にこなそうとする必要はありません。仕事によっては完璧さを求められる場合もありますが、基本的には完璧を追求しすぎずに「ほどほどのタイミングで完成・終了にすること」を心がけてください。

何事も完璧を目指しすぎると、時間がいくらあっても足りません。限られた時間の中で「できる限り完璧に近い状態」を目指しましょう。よい意味で妥協を覚えられると、一つの作業に囚われずに時間を有効活用できます。

2.たくさんのことをすぐに始めようとしてしまう

たくさんのことを同時にすぐに始めようとすると、いくつかの作業が先延ばしになりがちです。人間が一度にできる作業や考えられる物事は限られています。自分のキャパシティを超えた作業を同時並行で進めようとすると、優先順位が下になった作業は先延ばしの状態に。

先延ばしにしがちな嫌な作業を始めるときには、一つひとつ順番に片付けるように心がけましょう。着実に終わらせることで頭の中もスッキリします。

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フリーランスwebライター/ボーカリスト。パニック障害やうつ病を患った経験を活かし、悩みを抱える方の心を暖められる記事をお届けします。得意分野はメンタル/恋愛/ペット。月と星と花と猫が好き。

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