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心が疲れてるかも…調子が悪い…
心が疲れて、仕事や家事が手につかなくなることがありませんか?調子が悪いときは、心が疲れてる原因や対処法を知ることが大切です。
疲れが溜まっていると、集中力がなくなり小さなミスが多発しやすくなります。しっかり休もうと思っても、「仕事が忙しい」、「なぜか眠れない」など、心の調子が悪くなることもあるでしょう。
今回は、疲れが溜まっている原因や対処法を紹介します。心のバランスを保って、心身ともにより健やかに過ごせるようにしましょう。
疲れが溜まっている原因とは?
疲れがたまっている原因は、自律神経へのダメージだといわれています。自律神経は身体を最も良い状態に保つために、意思とは関係なく働く神経です。「運動のときに鼓動を早くする」、「熱いときに汗をかいて体温を下げる」など、身体にとってさまざまな働きをしています。
ほかにも仕事やプライベートなどが原因で、疲れが溜まっていることがあります。次の項目で疲れが溜まっている原因について解説していきます。
参考:公益財団法人世田谷区保健センター 「上手な心とからだの休め方」
1.仕事で疲労が溜まっている
心身ともに疲れが溜まっている原因として、仕事で疲れが蓄積していることが考えられます。仕事で疲れやすくなる条件は、「残業時間が長い」、「労働時間と比べて賃金が低い」などです。
人見知りで職場の人間関係になじめなかったり、仕事を断れなかったりする性格が合わさると、より疲れが溜まりやすくなってしまいます。
2.プライベートがうまくいっていない
プライベートがうまくいっていないと、疲れがたまりやすくなります。離婚や介護などの家庭の問題、金銭トラブル、友達や彼氏と喧嘩した、などが主な原因です。
ストレスの原因となる不安や緊張はストレッサーといいます。ストレスが生じると、身体は解消しようと無意識に守りの反応をとるため、疲れがたまることが多くなるのです。
同じプライベートの問題が起こっても、人によっては良いストレスになったり悪いストレスになったりします。ストレッサーを防御できれば問題は表面に出てきませんが、うまく適応できないとストレスが表に出てきて疲れやすいと感じます。
3.周囲の人の負の感情に引き寄せされている
疲れが溜まりやすい原因として、周囲の人の負の感情に引き寄せられている場合があります。職場の人から同僚の愚痴を聞かされたり、近くにイライラしている人がいたりすると、ストレスを感じる人もいます。
HSP(=非常に感受性が強く敏感な気質を持った人)であれば、なおさら自分以外の感情や雰囲気に左右されることも。日常生活で無意識に周りの刺激をアンテナのように、拾い集めてしまうからです。
そういった繊細な人は、場の空気を深く読めるのは長所ですが、あまりにも情報を受け取りすぎると疲れやすい原因になるといえます。
4.生活習慣が悪い
生活習慣が悪いと、疲れが溜まりやすくなると考えられています。
うつ病になったことがある人は、「間食や夜食の頻度が高い」という研究結果も。また、精神疾患を発症した人は、朝食や運動をする頻度は少ないといわれています。
生活習慣が悪いと身体が不健康になるだけでなく、メンタル不調につながります。疲れやすさを解消したい場合は、適度な運動・バランスの取れた栄養がある食生活・十分な睡眠を心がけましょう。
参考:国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)「肥満や高脂血症、食生活・運動習慣がうつ病と関連~11,876 人を対象とした大規模ウエッブ調査で明らかに~ 」1ページ目