目次
4.生活に軽い運動を取り入れる
健康的なメンタルは、健康的な体にこそ宿るもの。心身をリフレッシュさせるために、生活に軽い運動を取り入れることをおすすめします。特に在宅業務で心が滅入りがちな人は、日中に軽く散歩をして日光を浴びるだけでも大きな気分転換になります。
今まで運動の習慣がなかった人がいきなり生活を変えると疲れてしまうため、慣れるまでは一日に数分間のヨガやストレッチでも十分です。コンビニやスーパーまで自分で歩いたり、エレベーターではなく階段を使ったりなど小さな内容から運動習慣を始めてみましょう。
5.自分の価値観やポリシーを確立する
自分の価値観やポリシーを確立している人は、人から何を言われても気にしない傾向にあります。自分の目標や好きなものを自分の意思で決めているため、他人の意見によって気持ちが揺らぐことがないのです。
反対に、判断基準を他人に委ねていると自分の意思が弱くなるため、小さな批判を気にしがちです。メンタルを強くするためには自分ならではのポリシーを持つことを心がけてください。自分の美意識に従って動くことで、心から理解や共感を示してくれる人を引き寄せ、自信や幸福につながります。
6.なんでもシンプルに考えるようにする
メンタルが弱い人は想像力が豊かな傾向が強いため、物事を難しく考えすぎてしまうことがあります。人一倍思慮深いという点は素敵な個性ですが、メンタルを強くするためには今よりも少しシンプルな考え方を身につけるように意識してください。
たとえば職場で挨拶を無視されたとき、メンタルが弱い人は「嫌われたのかな」「先週の私の発言をまだ気にしてるのかな」「私の悪い噂を流されているのかも」などのように、ネガティブな想像力を発揮しがちです。よりシンプルに「聞こえなかっただけかもしれない」と判断し、気持ちを切りかえましょう。何度も同じことが続いた後に対処法を考えても遅くはありません。
7.悩みを書きだして、自己分析をする
メンタルを強くするためには、自分を知ることが大切です。不安や恐怖で身動きが取れなくなってしまう原因を知るために、今抱えている悩みを書きだしてみましょう。心を視覚化して客観的に見ることで、自分の性格の長所や短所が把握しやすくなります。
悩みを書きだしたら「自分で対処ができること・できないこと」に分けると、具体的な対策も立てられます。自分の心にとって最も無理のない方法を考えるためにも、まずは自分自身を理解することに努めてはいかがでしょうか。
8.自己肯定感を上げる
精神的に強くなるために最も重要な要素といえるのが、自己肯定感です。自分を信じる気持ちがあれば、困難な状況でも前向きに解決方法を探すことができます。また一人で解決することが難しい場合は、素直に周りに助けを求められるでしょう。
自己肯定感が上がることで、今までストレスの原因になっていたものが「自己成長のためのハードル」に見えてくるかもしれません。物事の捉え方がポジティブに変換されるため、より豊かで生きやすい人生になるでしょう。
以下の記事では、自己肯定感が高い人の特徴や自己肯定感の上げ方について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
豆腐メンタルを卒業しよう
今回は、豆腐メンタルの意味やメンタルを強くするための方法などをご紹介しました。
精神的に弱いことは、ネガティブな個性として受けとられやすいもの。しかしメンタルの弱さは、繊細さや優しさの裏返しでもあります。自分のことばかりを考えて周囲を傷つける人よりも、気遣いができる人のほうが人間的な魅力を感じられます。
持ち前の個性を隠す必要はありません。ありのままの自分に自信を持てるように、少しずつ打たれ強さを獲得していきましょう。大切な人に幸せを与えられる人間になるためにも、まずは自分が幸せを感じられるように心がけてくださいね。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。