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自分の性格や行動が嫌い…
今の自分が嫌いで「変えたい」と思っていませんか?事あるごとに自分と他人を比べてしまったり、自分の嫌な所ばかりが目についてしまったり。真っ直ぐに自分を愛している人を見ると、眩しくてつらい気持ちになってしまうこともあるでしょう。
自分を愛せれば心に余裕ができて、他人にも優しくなれます。大切な人に幸せを与えるためには、まずは自分が幸福にならなければいけません。自らの幸福のためには、自分を愛するという行為が必要になります。
今回は、自分を愛する方法やヒントになる書籍などをご紹介します。自分をもっと好きになるため、今の性格を無理なく変える方法なども解説していますのでぜひ参考にしてください。
自分を変えたい…自分を愛せるようになりたい…
自分を変えるためには、今の自分の嫌いな部分を分析する必要があります。その上で「なりたい自分」を設定して、少しずつ努力を重ねます。最終的に自己愛を手に入れ、他人の評価に流されない確固たる自分像を確立させることがゴールです。
自己愛とは、自分自身とその能力への信頼、自信、誇りを持つことを指します。自己愛があれば自分を大切にでき、ストレスを感じる環境からは距離を取ることが可能です。そして自分のことを大切にしてくれる人を愛し、優しさを返すことができます。
自分を愛するということは、ありのままを受け入れること。決して欠点を全部なくすことではありません。長所も短所も肯定的に受けいれつつ、常に成長をしていく姿であればこそ、自分で自分を愛することができます。
自分を変える方法とは?
「今の自分の嫌いな部分・直したい部分」が明確にわかっている人は、目標設定自体は比較的容易でしょう。例えば「周りに冷たくしてしまう自分が嫌いだから優しい人になりたい」「自分の意見を言えない自分が嫌いだから自己主張ができるようになりたい」などが挙げられます。
しかし、具体的に何をすればいいのかまで考えると、なかなか手が付けられません。なぜなら、優しくなりたい・強くなりたいなどの願いは非常に概念的なものであり、精神的な気の持ちようや気合いのみで解決しがちだからです。
人の心や性格は目に見えないものです。だからこそしっかりとタスクを組みたて、順番にステップを踏んでなりたい自分を目指す必要があります。自分を変えるためには「変えたい」と思う気持ちが1番大切ですが、現実的なタスクを設定することこそが実現につながるのです。
自分の性格を変える5つの習慣&方法
ここでは、自分の性格を変えるために取り入れたい5つの習慣・方法をご紹介します。今までの自分の考え方を否定する必要はありません。ありのままの自分の魅力をさらに引きだすために、前向きな気持ちで新しい価値観を受けいれましょう。
1.自分を客観視して分析する・直したい部分を書きだす
今の自分を変えるためには、長所や短所を書きだして分析することをおすすめします。自分の性格や性質を細かく分け、直したい部分・今のままでいい部分・より改善をしたい部分の3つに分けて書いてみましょう。
性格という目に見えないものを文字で視覚化させることで、自分への理解が深まります。また直したい部分を書くことで「変える必要のない部分」もわかるため、具体的な行動の計画を立てやすくなるでしょう。
2.憧れの人の行動を真似する
自分を変えるためには、お手本となる人を見つけるのが近道です。0から自分で改善方法を考えるよりも、まずは誰かを模倣することで、自分に合ったオリジナルな方法をより編みだしやすくなるでしょう。
お手本にするおすすめの人物は、普段から自分が尊敬している人です。誰かの真似をするのは少なからずストレスを感じる行為であるため、「この人から学びたい」と心から思える人を選びましょう。
3.生活習慣を整える
ネガティブな性格やイライラしやすいことに悩んでいる人は、基本的な生活習慣を整えてみてはいかがでしょうか。人間の健康の基礎は栄養の整った食事・十分な睡眠・適度な運動です。
この3つは体だけではなく、メンタルの健康においても非常に重要な要素。ライフスタイルをがらりと変えることは難しいため、夜更かしをしない・一品だけでも自炊する・エレベーターではなく階段を使うなど、無理なくできる範囲から始めてみましょう。
4.目標を掲げて、一つずつこなしていく
成功体験の積みかさねは、自分に自信を与えてくれます。大きな目標に取りくむ姿勢も素敵ですが、ゴールまでの過程に小さな目標を設定して「やり遂げた」と思える機会を増やしましょう。
小さな目標を一つずつこなしていくことで、一歩ずつ着実に成長している自分を実感できます。自信は自己肯定感に変わり、自分を愛する力になってくれます。
5.付きあう人を変える
ネガティブな話題ばかりを話す人たちと仲よくしている場合は、距離を置くか新しいコミュニティに所属しましょう。価値観や性格は付きあう人に影響されやすいため、ポジティブなコミュニティに所属することで自分にもよい変化が見こまれます。
小さい部署や子供の学校のママ友グループなど、距離を置きづらいコミュニティの場合は、自分からポジティブな話題を提供することも大切です。