怒りの自制心が効かない…自制心とは?自制心を鍛える5つのトレーニング

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怒りの自制心が効かない…すぐ不機嫌になってしまう…

怒りの感情をコントロールできない、すぐ感情的になってしまうといった悩みを抱える人は少なくありません。日常生活でイライラが抑えられなくて声を荒げたり、すぐ不機嫌になったりすることはできるだけ減らしていきたいものですよね。

怒りやイライラを感じるシーンは人によりさまざま。怒りを覚えるとは、自分の思う通りに物事が進まない、納得できない状況に身を置いているなど自分の感情や状況に不快感を感じている状態です。

本記事では、自制心とは何か、怒りの自制心を鍛える5つの方法をご紹介します。生きていく上で感情が揺れ動くのは自然なこと。怒りの感情に自分自身が支配されないために、ご自身に合う自制心の鍛え方を見つけてみてくださいね。

自制心とは?

自制心とは、怒りだけに限らず自分の中にある感情と向き合いうまく付き合うことを意味します。自分の感情をうまくコントロールする力ともいえるでしょう。

日常生活の中でさまざまな自制心が働いています。例えば、「最近お金を使いすぎたから夜ご飯の外食を少し控えよう」という行動も、夜ご飯を作ることを避けて少し楽をしたいという感情を自制して我慢している状況です。

怒りの自制心とは、具体的には「仕事が忙しい時期に、世間話をしている同僚を見て怒りを覚えた」ときであれば、怒りの感情のままに「忙しいのに何しているの」と責める言葉を投げるのではなく、「まだ作業も残ってて、時間も限られているから取り組んでほしい」と言葉で伝えることです。

感情任せに怒りをぶつけるよりも、自制心を意識することでコミュニケーションはより円滑になっていくでしょう。

自分に負けたくない!自分に勝つ方法が知りたい!

怒りとは感情任せに生活することともいえます。常に怒りの感情を抱え続けることは、精神的に張り詰めた状況が長時間続きやすくなります。1日の中で気を張り詰めている時間が長くなれば疲れを感じやすくもなるでしょう。

感情に支配されずに生活する上で大切なのは、自分自身が感じた感情や気持ちを受け入れ、「自分は何に対して怒りを覚えたのか」「なぜイライラしているのか」を客観的に理解することです。

怒りを感じたときは無理に我慢しようとせず、適度に発散していくことが重要です。怒りを我慢し続けると、自制が効かずに爆発して感情的になりやすくなります。自分の怒りの理由や不快感の原因と向き合い、適切に対処してあげることこそが自分に勝つ方法といえるでしょう。

怒りの自制心を鍛える5つの方法&トレーニング

イライラを感じたときに適切なタイミングで怒りを自制するために自制心を鍛えるのがおすすめです。怒りを自制するとは、自分の怒りとうまく付き合うことです。

怒りとうまく付き合うための方法として、自分が怒りを覚えやすい状況を理解する、一時的な感情だけで言動しないように一呼吸置くなどが挙げられます。ここからは怒りの自制心を鍛える5つの方法をご紹介しますので、一緒に見ていきましょう。

1.自制することのメリットを考える

怒りを自制するとは、感情のままに相手に言葉や行動をぶつけずにすむということです。感情任せに言動してしまうと、相手を傷つけたり、自分も傷ついたりします。これまで気づいてきた人間関係にヒビが入る原因にもなり得ます。

怒りを感じるのは日常生活の中で誰にでもあります。相手にも自分にも精神的な負担がかからないように、怒りを自制することは大切であると再認識することは、怒りとうまく付き合う第一歩といえるでしょう。

2.周囲の考え方や価値観に共感する癖をつける

自分の価値観だけを軸に「こうあるべき」と考えてしまうと、周囲の行動に対してイライラしやすくなるものです。周りの人の価値観と自分の価値観の違いを受け入れ、共感する癖をつけてみましょう。

自分が「〜しなくてはならない」と考えていることが、周りの人も同じように捉えているとは限りません。自分だけの視点で物事を捉えてしまうと、「なぜあの人は何もしないのか」と怒りを生む原因になり得ます。

相手の考え方や価値観がわからないときには、自分の意見とともに、相手の考え方を確認してみることをおすすめします。相手の価値観や考え方を聞いた上で、お互いに納得できる方法を模索してみてくださいね。

3.怒りに襲われたら行動する前に、一晩置くようにする

怒りのピークは6秒間といわれています。怒りを覚えたときには、深呼吸をしたり、その場から少し離れてみたりするなどして、怒りを感じた直後の発言や行動を控えるようにしてみましょう。

怒りを覚えたときに一晩置くようにすると、「何に対してイライラしたのか」「自分の価値観を押し付ける考え方ではなかったか」など、カッとなったときには考えづらい、冷静な判断がしやすくなります。

自分の怒りの対象を客観的にみることは、怒りを自制するために有効な手段です。

参考:NIKKEI STYLE キャリア「「怒りのピーク」は6秒、感情と上手に付き合う秘訣」

4.怒りを与えてくる対象と距離をとる

職場や地域コミュニティでは、家族や友人と異なり多種多様な価値観を持つ人と関わる機会が増えます。怒りを感じやすい人とは、適切な距離を保つのも有効な手段です。

自分の価値観に似た人と接するときには感じなかった怒りやイライラ感を覚える人も少なくありません。自己中心的な考え方や周囲への配慮に欠ける人と距離を取らずにいると、怒りを覚えるだけでなく、ストレスを感じる要因にもなり得るでしょう。

全く関わらずにいることは難しい場合でも、必要最低限の関わり方を意識してみることで、怒りを感じるシーンを減らしていくことにつながります。

5.規則正しい生活を送り、怒りを溜めないようにする

生活リズムが崩れることは、怒りやイライラを感じやすい原因にもなります。睡眠時間が不規則だったり、十分な休息時間がとれていなかったりすると些細なこともイライラや怒りにつながりやすいものです。

睡眠時間の確保は心の余裕を生み出し、日頃のストレスを解消する手段としても有効な方法といえます。十分な休息時間の確保が怒りを溜めないようにするために大切です。

参考:再春館製薬所「睡眠不足になるとどうなる? 寝不足による身体への負担や回復させる3つの方法」

自分を強く持てるようになろう!

本記事では、怒りの自制心とは何か、怒りとうまく付き合うための方法を5つご紹介しました。日常生活の中で、誰しもがイライラや怒りを感じるものです。怒りを感じること自体は決して悪いことではありません。

怒りを自制して、冷静な状態で「自分がなぜ怒りを覚えたのか」を見つけることは、自分の信念や価値観に気づくことにもつながるでしょう。価値観は人によって多種多様です。さまざまな考え方を受け入れ、周囲の人と折り合いをつけながら生活することを意識してみてくださいね。

怒りの感情に振り回されることなく、周囲の人と協力し合いながら自分らしく生活していけるようになっていくことを願っています。
※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

清水真心

清水真心

フリーランスライター・メンタルトレーナー|音声配信でも活動。心理学卒、手帳とくま好き。元銀行員営業職。自身もうつ病、不安障害、パニック障害の発症経験がある。「穏やかな暮らしと心の伴走者」がモットー。

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