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楽に生きたい…人生つらいことが多すぎる…
人生は長く、嬉しいことや楽しいことばかりではありません。ときには塞ぎこんでしまうほど苦しい出来事や、胸が締めつけられるほど悲しくつらい出来事もあるでしょう。「もうすべて投げだしたい」と思っても、変わらずに明日やってきます。
また多くの人が乗りこえられる苦しみでも、人によっては大きなストレスに。ストレスに感じ方や心のキャパシティは人それぞれ違うため、表には出さなくても人知れず苦しんでいる人も多いものです。
今回は、人生が苦しいと思っている人の特徴や、精神的に楽に生きるためのヒントなどをご紹介します。感受性や価値観などの自分らしさはそのままに、より明るい気持ちで日々を過ごすための考え方を取り入れましょう。
「楽に生きたい…」と思う人に共通する特徴
人生がつらいと思う機会が多い人は、もともとの性格が関係している可能性があります。もちろん、人一倍苦難の多い人生を送っている人も多いですが、同じ人生でも考え方ひとつで楽になったり、苦しくなったりするものです。
ここでは「もっと楽に生きたい」と思う人に共通している特徴を6つご紹介します。今の自分の性格を否定する必要はありません。新しい考え方を取り入れるためにも、今までの思考パターンや性格のタイプと向きあい、自己理解を進めてみましょう。
1.責任感が強い
責任感が強い人は、あらゆる物事をしっかりとやり遂げようとします。また仕事や立場への意識も高く、与えられた責務を全うしようと誠実に取りくむタイプです。そのためストレスをためこみやすく、心の余裕がなくなってしまうことも多い傾向にあります。
心のSOSサインを感じとっても「責任を放棄するわけにはいかない」と自分に鞭を打ち、精神的に追いこまれてしまうことも。自分にも他人にも厳しく、完璧を求めがちです。そのため、周囲からの反応は尊敬されるか距離を置かれるかの二極化になりやすいでしょう。
2.人に頼ることが苦手
不安や悩みがあっても人に相談をせず、一人で抱えこみやすい人は人生に悲観的になりやすい傾向にあります。周りに助けてくれる人はいるとわかっていても、なかなか差しのべられた手を取ることができません。
自己肯定感が低く「自分なんかに他の人の時間を使わせるのが申し訳ない」と思っている人もいれば、プライドが高く人に頼ること自体に抵抗感を覚える人も。ストレスをためやすく、常に何かしらの心配事を抱えていることもあります。
3.我慢しやすい性格
自分より他人や空気を優先して本音を押しこめてしまう人は、日頃から生きづらさを抱えがちです。職場環境や人間関係が常に平穏であることを望んでいて、揉め事や喧嘩を嫌います。面倒ごとが苦手という人もいれば、感受性が強く他人のマイナスの感情を敏感に感じてしまう人も。
基本的に本心は口に出さず、周りに合わせて行動しています。そのためありのままの自分を認めてくれるコミュニティや人物との縁が薄く、孤独感を抱きがちに。自分の居場所がないと感じ、友達は多くても孤立した感覚を感じています。
4.マイナス思考でネガティブになりやすい
もともとマイナス思考で、物事を後ろ向きに考えやすい人は人生をつらいと感じやすいでしょう。成功体験が少なく、自分に自信が持てていません。努力を否定されたり、がんばりが報われなかったりした人が多い傾向にあります。
嬉しい出来事が起こっても「どうせすぐに終わってしまうんだろうな」と感じたり、人から好意を寄せられても「どうせ本当の自分を知ったら離れてしまうんだろうな」と悲観的になったり。心から喜ぶことが苦手で、自己否定をしがちです。
5.人に気を遣いすぎてしまう
人に気を遣いすぎてしまう人も、人生に生きづらさを感じているでしょう。自分よりも周りを優先して行動ができる人は、気配りができて優しい人物です。しかし自分の心に蓋をしてばかりでは、生きる楽しさを見いだせないままです。
人から嫌われることやコミュニティの中で孤立することに強い不安を感じていて、自分の意見を通すよりも相手の機嫌を優先してしまいます。常に嘘をついているような感覚に陥ってしまい、人と話すだけでもストレスを感じるように。
6.人と比べてしまう
自分と他人を比べる癖がある人は、暗い気持ちになる機会が多い傾向にあります。特に年収やビジュアル、体格などのわかりやすい違いに心を痛めやすく、SNSで周りのライフスタイルを見ては落ちこんでしまいがちです。
自分の価値を自分で決めることが苦手で、周囲との比較や他人からの評価を重要視しています。人からよく見られようと自分を偽ることに力を注いでしまうため、本当の自分とのギャップがどんどん生まれて苦しんでしまうのです。