仕事・人生で自己犠牲の精神をやめる6つのコツ

あなただけが我慢して自己犠牲の考え方を持つ必要はありません。周囲の人へ向ける優しさを自分自身にも向けてみてくださいね。

自己犠牲の精神によって生きづらさを感じる時間を少しずつ減らしていくには、自己犠牲の精神によるデメリットを理解することが第一歩です。

ここからは、自己犠牲をやめる方法を6つご紹介します。いきなり自分を優先して考えることには難しさを感じるかもしれません。まずは今の生活の中で取り入れられそうなものを見つけて、少しずつ実践していきましょう。

実践するときには、自分自身も大切にした行動かどうかを意識してみるのもおすすめです。

1.まずは自分を大切にする意識を持つ

「自分だけが我慢すればいい」という考え方から抜け出すために、まずは自分自身の素直な感情に耳を傾ける意識を持つようにしてみましょう。

具体的には、今日1日を振り返って自分のために行動できたことや選択できたことを書き出してみる方法があります。どんなにささいなことでも構いません。

「今日はカレーを食べたい気分だったから夜ごはんをカレーにした」「仕事のスケジュールを周囲に共有できた」など自分を尊重した選択や行動を振り返り日記などに書き記してみてください。最初はひとつ書けるように意識しながら過ごすことから始めてみると良いでしょう。

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2.「No!」と断る勇気を持つ

すべてをYesと答えていては、自分のキャパをすぐ超えてしまいます。時間的、心理的余裕がないと感じた場合には、はっきりとNoと断る勇気を持つことも大切です。

断りづらさを感じるときには、相手から依頼されたスケジュールを確認すると良いでしょう。3日後までに依頼内容を完了して欲しいと相手が考えていても、自分のスケジュールでは3日で完了できない場合もあると思います。

相手の期待に応えられなさそうなときは、自分ではなく他の人に依頼してもらう方が相手にとっても自分にとってもwin-winな選択といえるでしょう。

3.頼れるものは人に頼るように心がける

自分一人で解決しようとせず、周囲の人を頼ることもときには大切です。とはいえ責任感の強さから周囲をうまく頼れないと感じる人もいるかと思います。

頼ることに苦手意識がある場合には、ゴールや目的に目を向けるように意識してみることをおすすめします。たとえば、仕事で新たな業務を任せてもらったとき、不明点が多くマニュアルを確認ばかりして仕事のスケジュールが後ろ倒しになっている場合を考えてみましょう。

新たな業務を任せてもらっているのは、「この人に任せたい」と上司から思われている証拠です。「自分ですべてを完璧にこなしたい」と思うかもしれませんが、誰にも頼らずに仕事をすると、任せられた仕事を終えられない事態も考えられます。

優先すべきことは、スケジュール通りに全てを完了することです。最後まで責任を持って業務を全うするためには、不明点を洗い出し必要に応じて周囲にアドバイスを求めることが欠かせません。

目的達成に向けて周囲に協力を仰ぐことで、少しずつ頼ることへの苦手意識を和らげてみてくださいね。

4.「人から嫌われてもいい」と考える

日々の生活の中で関わる人の価値観は多種多様で、自分と似た価値観であるとは限りません。価値観が異なるということは、自分がどんなに歩み寄る努力をしても合わない人は一定数いるということです。

出会う人、関わる人全員から好かれようとするのではなく、自分の大切な価値観を相手の意見を尊重しながら伝えることを大切にしていきましょう。好かれなくてはならないと考えれば考えるほど、自分のしたいことや気持ちを我慢してしまいます。

「嫌われても仕方ない、私を認めて受け入れてくれる人はいる」と考えることで、自己犠牲の精神から抜け出していけるのです。

5.人や自分に対しての期待をやめる

自己犠牲の考え方が強い人は、「期待以上で応えなくてはならない」と考える人も少なくありません。自分への期待が大きくなるほどプレッシャーにもなり得ます。プレッシャーがかかりすぎると、「こんなこともできない」と自分自身を責める要因にもなります。

周囲の人へ期待するとは、自分の中の基準で「相手もこれくらい簡単にできるだろう」と思い込んでしまうことです。期待のハードルが高ければ高いほど、相手が期待通りに行動しなかったときの落胆も大きくなります。

人や自分に対して期待しすぎないことで、小さなことからも成長を感じられたり、ささいなことでも頼ってよかったと感謝の気持ちを持ちやすくなるでしょう。

6.何事もポジティブ思考を心がける

「自分なんて……」と自分を卑下する癖がある人は、ポジティブに物事を捉えることを意識してみてください。自分の感情や可能性に自らフタをすることなく、自分が一番の味方という気持ちで自分自身を励ましてあげてくださいね。

具体的な方法には、鏡を見て自分に声かけする方法があります。「今日も頑張ったね」「上司に喜んでもらえて嬉しかったね」など、自分の顔を見ながらポジティブな声をかけてみてください。一日の終わりに労いの言葉も一緒にかけてあげると、自分にもより優しくなれるでしょう。

他人を思いやれるのは「強み」でもある

周りの人を第一に考え行動できることは、あなたの大切な長所です。誰もが一朝一夕にできることではありません。相手の考えや価値観を尊重できる姿勢があることは、意見を言う相手に安心感を与えることにもつながります。

無意識のうちに相手へ安心感を与えられるほどの優しさを、今度は自分自身にも向けていきましょう。周囲の期待に答えることで自分の価値を見つけてきた人も、自分と向き合う時間を増やし、自分の素直な感情に耳を傾けることを大切にしてみてくださいね。

どうしても周囲を優先しすぎてしまう方は、積極的に一人の時間を作るのも方法のひとつです。自分のやりたいことに熱中する時間、自分のための選択を積み重ねていくことで自分と向き合いやすくなり、自分自身を大切にできるようになるでしょう。

まずはあなた自身を大切にしてあげよう

本記事では、自己犠牲とは何か、自分を犠牲にしてしまう理由と改善策についてご紹介してきました。相手を大切に思い行動できる自分自身も大切にしてあげてください。

普段から相手のことばかりを優先してしまうあなたが自分の価値観や考えをしっかりと伝えれば、周囲の人もしっかりと耳を傾け、より良い方法をともに考えてくれるでしょう。仕事やプライベートなど、周りの人と支え合いながら、お互いに納得して選択していきたいものですよね。

自分の考えを口にしたり、できないことを引き受けないようにしたりと今の自分にできることから少しずつ取り入れていきましょう。自分だけが我慢することのない暮らしができるようになることを心から願っています。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

目黒 真心

目黒 真心

フリーランスライター・メンタルトレーナー|心理学卒、手帳とくま好き。元銀行員営業職。自身もうつ病、不安障害、パニック障害の発症経験がある。「穏やかな暮らしと心の伴走者」がモットー。

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