「すべての人間が嫌い」と思ってしまったら

自分の周りにいる人全員が敵に見える、自分の味方は誰もいないなどと感じて、孤独で過ごす時間はとても苦しくつらいですよね。自暴自棄になったきっかけである相手に、再び心を開くことはなかなか難しいもの。

まずは、家族や信頼できる友人など、たった一人でもいいので、今感じている不満や悲しさをすべて話してみてください。人に自分の気持ちを素直に話す時間を過ごすうちに、気持ちの整理をしていくことができます。

もし誰かに話すことさえも苦痛に感じる場合には、一人きりで過ごす時間を充実させることを意識してみましょう。映画を観て世界観に没入したり、普段足を運ばない町まで出かけてみたりすることで、自分のために時間を過ごすことができます。

一人の時間を過ごすときには、「自分自身の心が満たされること」を意識してみてください。

自暴自棄の状態から立ち直る方法5選

自暴自棄の状態は苦しくつらい時間。可能な限り早く抜け出したいものです。自暴自棄から立ち直る方法は5つ挙げられます。

5つの対処方法をそれぞれご紹介しますので、自身に合う方法を取り入れてみてくださいね。

1.信頼できる相手に心の状態を相談する

自暴自棄になったときには、誰かに相談することが非常に有効な対処法です。家族や友人など信頼できる相手に、自分の今の心の状態を話してみてください。

相談することで、自分の気持ちを整理することもできます。さらに相談相手に話せる環境があることで、自分を傷つけたり自己否定しすぎたりすることを避けられるでしょう。

2.冷静になれる環境をつくる

冷静になれる環境をつくることも自暴自棄の状態から抜け出す方法です。例えば、なんでも書いていい1冊のノートを用意するだけでも、冷静になれる環境を準備できます。

ノートを開けば感情を自由に吐き出すことができます。ストレスをため込まないことが自暴自棄から抜け出すためには欠かせないのです。

3.自分や他人を傷つけない方法でストレスを発散する

自暴自棄になっているときに最も避けたいことは、自分や他人を傷つけることです。誰も傷つけないストレス発散方法として、非日常の時間を過ごすことをおすすめします。

具体的には、一人で旅行へ行くことでストレス要因を考えずに過ごすことができるでしょう。非日常の時間を過ごすことは自分自身と向き合う時間にもなります。

4.物事を違う視点から捉える

自暴自棄になっている人は、ネガティブ思考が強い傾向があります。何をしてもうまくいかないと感じ、行動をためらう人も少なくありません。

自暴自棄から抜け出すために、物事の捉え方を変えてみましょう。例えば、最近いいことがないと思っていても、小さな喜びや嬉しかったことを見落としているだけの場合もあります。1日ひとつずつ、今日自分が嬉しかったことや達成感を味わえたことを書き出す方法がおすすめです。

毎日ひとつずつ自分の幸せを書き残すことで少しずつ幸せがたまっていき、自分の心が踊る傾向や自分にもいいことがあるといった気づきを得られるでしょう。

5.ストレスの原因以外のことに目を向ける

自暴自棄になっているときは、ストレス要因ばかりに目を向けるのは避けましょう。

例えば、失恋体験がストレスとなり自暴自棄の原因である場合には、ストレスの原因を考えていると、元交際相手のことばかり考えたり、自分は誰にも好かれないと悲観したりしてしまいます。

出かけたい場所について考える時間、新しく始める趣味や習い事を調べる時間を増やしていくことで、自暴自棄から抜け出すことにもつながるのです。

自分を大切にするために、相談する相手を見つけよう

本記事では、自暴自棄になる原因、自暴自棄になった時のNG行動と対処法についてご紹介しました。

自暴自棄になることは、自分を精神的に追い込むことにもつながりかねません。ストレスの原因を理解し自身に合った方法で対処することこそ、自暴自棄から抜け出すためには欠かせないのです。

自暴自棄になると一人で全部抱え込もうとする人も多いです。家族や友人など周囲の頼れる人に自分の感情やつらかったことを話してみると、気持ちが整理されスッキリしていくことが期待できます。

自分自身を傷つけてしまわないように、まずは相談相手に心の内を話してみてください。話す時間や一人の時間を過ごすうちに、自暴自棄になる時間が少しずつ減っていくことを心から願っています。

※この記事は、悩んでいる方に寄り添いたいという想いや、筆者の体験に基づいた内容で、法的な正確さを保証するものではありません。サイトの情報に基づいて行動する場合は、カウンセラー・医師等とご相談の上、ご自身の判断・責任で行うようにしましょう。

清水真心

清水真心

フリーランスライター・メンタルトレーナー|音声配信でも活動。心理学卒、手帳とくま好き。元銀行員営業職。自身もうつ病、不安障害、パニック障害の発症経験がある。「穏やかな暮らしと心の伴走者」がモットー。

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