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3.責任転嫁をする癖がある
すぐに周囲に責任を押しつける癖がある人は、人生で後悔しやすいでしょう。リスクを負うことを嫌い、物事の結果だけを欲しがる傾向にあります。トラブルが起きても「自分は関係ない」「あの人が指示した通りに行動しただけ」などと責任転嫁をし、自分はプレッシャーから逃げてばかりです。
責任という重圧から逃げたままでは、自分が心から納得できる選択はできません。納得感のある人生とは、リスクやデメリットを伴う選択の先にあるものです。「自分で選択をした」という実感を伴わない日々を過ごしていると、空虚な人生を送ることになってしまいます。
4.趣味がなく退屈な時間が多い
自分が心から楽しいと思える趣味や生きがいがない人は、人生に喜びを見出しづらいものです。仕事と家の往復ばかりではプライベートが充実しているとはいえず、何のために働いているのか・お金を稼いでいるのかがわからないままです。
趣味や娯楽に関心がないと、仕事や食事、睡眠をしている時間以外が暇になってしまいます。心身をゆっくりと休める時間はもちろん大切ですが、精神的に豊かになれる過ごし方ができていないと虚しさを感じてしまうでしょう。結果的に、人生に意味を見つけられずに後悔を感じてしまいます。
後悔をしている感情を受け入れよう
「過去に戻りたい」「人生をやり直したい」という気持ちから抜け出すためには、自分にとって納得感のある人生を歩む必要があります。そのための一歩として、今抱いている後悔の感情を素直に受け入れることが大切です。
矛盾して聞こえるかもしれませんが、悔いのない人生にとって「後悔」というステップは必ず必要なものです。失敗や後悔は誰にでもあるもので、人生における成功や幸福はネガティブな経験や改善の上に成り立っています。
大切なのは、なぜ後悔をしているのかを自分で認識することです。過去は変えられないからこそ結果や感情を素直に受け入れ、次に活かしていきましょう。
人生をやり直したい気持ちを乗りこえる方法
ここでは、「人生をやり直したい」と思ってしまう気持ちを乗りこえる方法を3つご紹介します。他人の考え方を変えることは難しいですが、自分の考え方であれば今日からでも変えることが可能です。新しい価値観を取り入れて、少しずつ自己改善をしていきましょう。
1.今手元にあるものを確認する
人生をやり直したいと思ったときには、手元にあるものを今一度確認することから始めてください。過去の行いにより失ってしまったものを数えると、後悔は増していくばかりです。
ないものを求めるよりも、あるものを大切にして育てていく考え方が大切です。人間関係や資産、スキル、能力など、今の自分を構成する要素を改めて見直して、現在地点を確認してください。「これしかない」ではなく「これがある」というポジティブ思考を持ちましょう。
2.「いつかやる」と後回しにしない
やりたいことやらなくてはいけないことは、できるだけ早く手を付けることを心がけてください。面倒だからと後回しにしているうちに新しいタスクがたまり、どんどん身動きが取れなくなってしまいます。
フットワークを軽くすることを意識し、考え込む前に行動を起こしていきましょう。行動が経験につながり、成功や失敗にかかわらず自分の財産となります。何も行動に起こさなかった、という結果が最も後悔を生むのです。
3.他人と比べることをやめる
他人と比べることをやめると、今の自分の人生を大切にできる余裕が生まれます。今はSNSで周囲のライフスタイルを受信しやすくなったため、自分と比べて劣等感を感じやすい傾向にあります。
自分にとって何が幸せかや、自分にとって無理のない人生のペースは、自分にしかわかりません。焦燥感を抱いてストレスになる場合は情報から距離を置き、納得できる選択をするための冷静さを養いましょう。
後悔しない人生を生きる方法
ここでは、後悔をしない人生を生きるための方法を5つご紹介します。ポイントは、自分の心に素直になることです。周囲を気使える優しさや視野はそのままに、心の声に耳を傾けましょう。自分を誰よりも愛してあげられるのは、いつだって自分自身なのです。
1.現実的な目標を決めて逆算をする
後悔しない人生を生きるためには、現実的な目標を設定しましょう。現実的な目標とは「奇跡やイレギュラーに頼らなくても、自分の努力だけで達成可能な範囲」を探すことです。たとえば年収が300万円の人が「来年までに貯金を300万円増やす」という目標を立てても非現実的ですが、「毎月1万円ずつ貯金する」ならできそうですよね。
非現実的な目標は最初こそやる気が出るものの次第にモチベーションが下がり、継続が難しくなります。目標を決めて逆算をしてコツコツ努力することで成功体験が増え、自己肯定感を上げつつ納得感のある人生を送ることができるでしょう。
2.物事の優先順位を決める
人生における物事の優先順位を決めることで、後悔のない選択ができるようになります。たとえば、家族・収入・夢・名声・安定などの人生を構成する要素を並べて、優先順位を付けていきましょう。判断に迷ったときには順位に沿った選び方をすれば、もしも結果がよいことばかりではなくても後悔は少なくなります。
自分にとって大切ではない要素を重要視した判断をすると、結果がよかろうと悪かろうと悔いが残るものです。人生は決断の連続だからこそ、自分の中での判断基準を明確に設けておくことで、納得感のある日々を過ごせるでしょう。