対処しないと、どうなる!?

体のだるさは自律神経の乱れにつながります。

自律神経は、交感神経と副交感神経を上手に使い分けることで、効果的な活動ができるように私たちの体を調節しています。交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなり自律神経が乱れると、体を回復させる機能が低下し、活発に動けなくなってしまうのです。

体のだるさが続くと気持ちも重たくなります。動けないストレスから自分を責めてしまい、精神的に落ち込むきっかけにつながってしまうこともあります。しっかりと休めないことの弊害は、こんなにも大きいのです。

身体に良い適切な睡眠時間は?

自律神経を正常な状態に整えるには、良質な睡眠が大切です。自律神経を支える神経の1つである副交感神経は、寝ているあいだに体を休息モードに切り替えて、体の回復を図ります。

回復に最適な睡眠時間は、一般的に1日約6〜8時間だといわれています。しかし、実際の基準は人それぞれでしょう。季節や疲労の度合い、ホルモンバランスによっても変わります。深刻なストレスを抱えている時や体が疲れて何もできない時、生理前など体の状態に合わせて寝る時間を増やすことも大切です。

質の良い睡眠のために、自分の体を観察すると、最適な睡眠時間がわかるかでしょう。

参考:大塚製薬・疲れに効くコラム「倦怠感(だるい感じ)・疲労感の解消は自分でできる! 睡眠不足は避けよう」

体が重い・だるい時にベッドの中でできる解消法・対策!

「休みたい」という体の信号をキャッチしたら、症状がひどくなる前に、少しずつ体のだるさを取り除いていきましょう。

漢方医学では、だるさとは体のエネルギーが不足している状態を指します。「気力が出ない」とは、まさにエネルギー不足のこと。忙しい毎日の隙間時間に実践できる解決法をみていきましょう。

1.良質な睡眠をとる

体を回復させる近道は、やはり質の良い睡眠です。

良い眠りにつくために、次の3つを心がけてみてください。1つ目は、夕食を取るタイミングに気をつけましょう。寝る3時間前には食事を済ませると、未消化のものが胃に残ったまま眠りにつくのを防ぎます。

2つ目は、湯船につかりましょう。忙しくてもシャワーで済ませずに浴槽につかりましょう。体温よりも少し高い、40度くらいのぬるめの湯船にゆっくりとつかると、血行が良くなり、体がほぐれて副交感神経が優位になります。

3つ目は、寝る前に強い光を見るのを避けましょう。寝る直前にスマホやパソコン画面の光に触れるのは避けること。部屋のあかりの強さを少し落とし、間接照明を利用するのもおすすめの方法です。

手軽にできることを習慣にとりいれて、良い眠りを手に入れましょう。

2.スマホ・パソコンの使用を控える

寝る前のパソコンやスマホの弊害は、強い光だけではありません。

就寝前にたくさんの情報に触れると、脳が活発に活動し始め、自律神経が乱れる原因になります。

特に、SNSは良い情報だけではありません。気持ちが疲れたままSNSの情報に触れると、なんでもないことをマイナスに捉えてしまうことも少なくありません。

大切な就寝前にリラックスする時間があれば、副交感神経が優位となり、良質な睡眠につながります。しかし、情報に触れることで、その流れを阻害してしまうのです。

3.寝ながら股関節ストレッチをする

股関節周りは上半身と下半身をつなぐ血管や、リンパが流れている大切な部分。股関節周りがほぐれると、下半身への血流がスムーズになります。溜まった老廃物や余分な水分を押し流すため、足のむくみやだるさの解消を期待できます。

仰向けになり、右足を曲げて、右足先を左足の鼠蹊(そけい)部の少し下にのせます。そのまま右の膝を床におろしていきます。股関節に気持ちのよい痛みを感じるでしょう。

仰向けのまま足を曲げて両足の裏を合わせ、膝を床に近づける動きも股関節に効くストレッチです。腰をそらさずにおへそ下に力を入れると、腰への負担を軽減できます。

参考:Yoga journal Online「『股関節ほぐし』でだるさ・疲れが解消できる!体が軽くなる【寝ながら股関節ストレッチ】」

4.ツボを押す

だるさを手軽に解消できるツボ押しもおすすめです。

例えば、長寿のツボと呼ばれる足三里(あしさんり)。ひざ下のくぼみに指を4本分当てて、すねの外側を押すと気持ちが良いポイントが見つかります。親指でやや強めに押すと、全身の倦怠感が和らぐでしょう。

湧泉(ゆうせん)は体力や気力を高めるツボです。足の裏の土踏まずの上、足の指を曲げた時にへこむところを両手の親指で強めに押します。ゴルフボールを転がして刺激するのも良いでしょう。

参考:沢井製薬 サワイ健康推進課 だるさがとれるツボ

5.瞑想・マインドフルネスを行う

瞑想やマインドフルネスは、体の疲労感を解消することをご存知でしょうか。

脳は絶えず働いています。毎日のちょっとした意思決定や不安、悩み事が続くと、脳は休息を取れずに疲弊してしまいます。脳は身体機能をコントロールする役割もあるため、体の動きに影響を及ぼすこともあるのです。

心配なことが思い浮かんだら、良し悪しの判断をせずにありのままを見つめてみること。「この瞬間」に目を向けることを意識して、ゆっくりと呼吸をしてみましょう。疲れが少し楽になる気がしてきませんか。

 

つるまゆ

つるまゆ

フリーランスライター。長く会社勤めを続けるうちに、心の中で大きくなった違和感を放置しないと決めて、毎日好きな文章を書いています。人生はこんなにも変わるものだ。

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